京都観光

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建仁寺

京都市東区に建仁寺というお寺があります。建てられたのは1202年の建仁2年のことで、お寺の宗派は臨済宗建仁寺派、そして本尊は釈迦如来です。臨済宗というと関わり深い人物はかの有名な栄西。

栄西は現在の岡山県に産まれて、南宋に2回渡って修行した経歴があります。建仁寺は京都市にあるのではじめから南宋で修行を積んだ栄西がここで活動をしていたかのように思えますが、実際はとても遠回りをして京都に腰を据えました。そうしなければならなかった理由はすでに京都では延暦寺派の権力が凄まじく活動が困難だったからです。派閥間での諍いもあり、それは度々社会不安を招きました。

そこで栄西は京都をあとにして九州へ渡り聖福寺を建てます。それからしばらく経ち、源頼家から援助を受けて建仁寺は建てられました。建仁寺は栄西と源頼家の地道な活動の成果でもあります。

応仁の乱は建仁寺にも影響を与えています

日本史で必ず取り上げられる1467年の応仁の乱、建仁寺は他の寺同様に焼失被害に遭っています。応仁の乱は1467年から始まって終了したのは1477年まで。10年も戦乱が続いたとされており、戦乱は人々を疲弊させただけでなく心の拠り所である神社やお寺や文化財も消し去ってしまいました。

焼失被害は一回のみであってほしいですが、その後建仁寺はさらに数回被害に遭ってしまったのです。なので現在の建仁寺は何度も建て直されているものになります。その上近代になっても廃仏毀釈による被害を受けた過去を持っています。

由緒ある建仁寺で座禅と写経はいかが?

建仁寺にある有名な国宝はやはり風神雷神図でしょう。風神雷神図は俵屋宗達による作品で、糸屋十右衛門が製作を依頼してこの世に生み出されたものになります。

作品は荒ぶる風神と雷神が力強く画かれており二神が屏風から飛び出してきそうな躍動感には感動を覚えます。静止画であるのに動きが感じられるタッチは息を飲むほどの圧巻です。しかし現在建仁寺で見ることができる風神雷神図は残念ですが複製品です。本物は同市の京都国立博物館に預けられておりいつも見られるわけではありません。境内の拝観以外には座禅や写経体験ができます。どちらも心穏やかになれるので建仁寺を訪れた際には行いたいものですね。

アクセス・その他

拝観料
一般 500円
中高生 300円

拝観期間・時間
3月1日~10月31日午前10時~午後4時30分(午後5時閉門)
11月1日~2月28日午前10時~午後4時(午後4時30分閉門)
年末拝観休止 12月28日~12月31日

所在地 京都市東山区大和大路通四条下る小松町

電話番号 075(561)6363

 

バス
・JR京都駅より 市バス 206系統・100系統
・市バス「東山安井」より 徒歩5分
・市バス「南座前」より 徒歩7分
・市バス「祇園」より 徒歩10分
・「清水道」より 徒歩10分

 

電車
・ 京阪電車「祇園四条駅」より 徒歩 7分
・ 阪急電車「河原町駅」より 徒歩10分