京都観光

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三十三間堂

三十三間堂は一体何が三十三に関係があるのか不思議に思うのではないでしょうか?実は三十三間堂という名前は堂の中にある柱が三十三あることにちなんでいます。それだけで三十三間堂と名付けられたのかと安直に思うかもしれませんが、三十三は観音菩薩の変化身の数とされていることも関係しています。変化身とは観音菩薩が苦しむ人々を救うために形を変化させることでしてそれが三十三通りあるのです。

三十三間堂の成り立ち

三十三間堂は近くで見てみるととても長い建物だと分かります。その長さは約120メートルにもなり、非常に長く感じるでしょう。建てたのは後白河天皇で時代は1165年の長寛2年の時でした。後白河天皇は東大寺の大仏再建に力添えした天皇と知られています。そして宗派は天台宗で、本尊は千手観音となっています。現在の三十三間堂は他の神社やお寺のように残念ながら焼失しており再建されたものです。再建されたものは立派ですがその前身の様(さま)も同じであったことでしょう。

あなたに会いたい人はいますか?

三十三間堂には神々しく微笑んでいる千手観音立像が安置されています。たくさんありますがその数は何と1,000体です。そして1,000体の千手観音立像には不思議な言い伝えがありまして、この1,000体の中にはあなたが会いたいと思う人の面影がある千手観音立像がいると言われています。まさかと思いますが表情もよく見るとそれぞれ異なっています。三十三間堂の千手観音立像が自分の会いたい人に似ていて再度会った気分になるのは、ほんの束の間にその人に会いたいという願いを叶えてくださる千手観音立像の慈悲と変化身なのかもしれません。